ノニで糖尿病予防

2013年の国際糖尿病連合の調査によれば、日本の糖尿病の推定患者数は約720万人で、糖尿病予備軍は約1300万人。

そして2012年の厚生労働省の国税調査によると、糖尿病になっている可能性がきわめて高い人(つまり推定糖尿病患者)は約950万人、糖尿病予備軍は約1100万人。

お互いのデータを比べると、糖尿病患者数と予備軍の数には多少開きがありますが、「糖尿病患者と予備軍を合わせると2000万人を超える」という部分に関しては、ものの見事に一致しています。

そんな「立派な(?)国民病のひとつ」となってしまった糖尿病の予防にも、ノニは期待できる存在です。

reaf 血糖値の上昇を抑制!

糖尿病に大きく関わってくるのが、血糖値です。血液中のブドウ糖が必要量以上にあふれた高血糖状態が、糖尿病という判断になります。

「血液の中にブドウ糖が多いぐらい、どうってことないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、高血糖の状態が続けば続くほど、血管は傷んでしまいます。

なぜなら、糖分を多く含んだ血液はドロドロベタベタ状態で、血液そのものが流れにくくなるのはもちろんのこと、血管壁にも貼り付いて、血管をゴワゴワにしてしまうからなんですよ。

そして最終的には、血管壁に貼り付いたブドウ糖が、血管壁のコラーゲンと結合してAGEという物質に変化し、こうなると「砂糖水を煮詰めて硬くしたようなものが貼り付く」という状態になります。


だからこそ、糖尿病予防のために、高血糖状態を作らないことは非常に大切なのです。

ノニには、そんな血糖値の上昇を抑制し、適切にコントロールしてくれる成分として、ペクチンやリノール酸が含まれているので、高血糖状態を作らないサポート役として、強い味方となってくれるわけです。

reaf AGEの排出にも役立つ!

さて、先ほどちょっとだけAGEという物質のことをお話ししましたが、AGEによる「悪さ」は、血管壁に硬いこびりつきを作るだけでありません。

AGEは内臓脂肪を悪玉化させることで血糖値を上昇させ、さらに血糖値の上昇はAGEの大量発生を招く、という悪循環で、糖尿病リスクがどんどん上がっていくのです。

この悪循環を断ち切るためには、血糖値抑制成分だけでなく、AGEへの対抗成分も必要となってくるのですが、そこで活躍するのが、ノニの豊富な成分の中でも最大の注目成分と言える、イリドイドです。

イリドイドにはさまざまな作用がありますが、その中にはAGE排出作用も含まれており、これがAGEと血糖値の悪循環を断ち切る手助けをして、糖尿病の予防や進行抑制に役立つと考えられています。

事実、ハワイ大学のネルカー博士が、2011年10月に「糖尿病のマウスにノニを投与したところ、改善が見られた」という趣旨の研究発表をしているんですよ。

血糖値とAGE、その両方にアプローチできる食品というのは、きわめて希少です。こうした点を見ても、ノニは非常に他に比べてすぐれた食品であるということが分かりますね。